航空・宇宙 向けの切削加工のご提案

豊富な実績有。確実な材料管理と検査体制で製造します。

弊社は30年以上に渡り、航空機系部品の切削加工を承っています。
近年では宇宙分野の部品試作も行っています。

これらの実績をもとに、AMS材などの材料規格、航空宇宙用UNJねじ等規格などへの知見と3次元形状や難削材へ対応できる加工技術で良品をお届けします。

・ミルシート対応
・ご希望の形での検査成績書発行対応 可能です。

航空機産業の部品加工

航空機産業では、アルミ、ステンレス等の複雑形状やインコネルなどの難削材が多く使用され、加工コスト・精度・納期のいずれも高い水準が求められます。さらに、図面精度や品質保証への要求が厳しく、製造現場には次のような課題があります。

・難削材による工具摩耗や加工変形の問題
・精度保証と安定した再現性の確保
・少量試作や多品種対応における効率化の難しさ

これらの課題に対し、塚原製作所は、お客様と一緒に最適な方法を考える「技術パートナー」として貢献します。

塚原製作所では

1. 加工ノウハウと最適化提案

アルミやステンレスを中心に、インコネルや難削材の加工実績も積み重ねてきました。素材ごとの特性を理解し、工具選定や切削条件を見直すことで、加工精度と効率の両立を図ります。
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2. 試作から量産までの一貫対応

治具設計、試作加工、検査・測定、工程改善まで社内一貫体制を構築。短納期で高品質な試作を行い、量産時にはコストと精度の両立を図ります。
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3. 品質保証・トレーサビリティ管理

航空機産業の品質要求に応えるため、加工条件・測定データ・材料ロットを一元管理。全工程でトレーサビリティを確保しています。

事例紹介①インコネル エンジン部品

使用材質:インコネル718 薄板形状

課題:工具摩耗による 安定生産不能 寸法精度の低下

対応策:候補工具を実切削で比較し最適な工具選定を実施
工具刃長全体を使うプログラムの最適化を実施
荒、仕上工程を分し荒加工時は強力にクランプすることで、加工の安定化を実施
それでも起きる工具破損は工具破損検知プログラムで不良製造を防止

効果:安定量産 

事例紹介②アルミ 航空機構体部品

使用材質:A6061

課題:多面加工が必要なワークでリードタイムが長い

対応策:5軸マシニングによる工程短縮で5工程を3工程へ短縮

効果:リードタイム短縮と、工程間寸法の精度UP

工具・技術のご提案

塚原製作所では、工具メーカーや協力企業と連携し、より良い加工結果を得るための工夫を続けています。

・新しい工具技術の活用:日々新しい工具の情報収集を行い、最適な工具を選定
・切削条件データの蓄積:加工実績を共有し、再現性の高い加工へ反映
・工程改善の提案:治具の見直しや段取り短縮などの改善提案を随時実施

最新の切削事例